多肉植物・サボテン・チランジアはCAM植物
CAM植物とは、CAM型光合成を行う植物の事。
砂漠などに生息するサボテン、多肉植物や水分ストレスの大きな環境で育つ着生植物に多い
光合成の形態をCAM型光合成と呼びます。
CAM型光合成のしくみ
普通の植物は日中に気孔を開き空気中の二酸化炭素を吸収し日光のエネルギーを使って
デンプンやショ糖などを合成します。
CAM植物は日中は気功を閉じ夜間に気孔を開いて二酸化炭素を吸収し主にリンゴ酸という
物質にしてから液胞と呼ばれる袋にためこみます。そして昼間になるとリンゴ酸から
二酸化炭素を発生させてデンプンやショ糖にします。
なにやら難しい話になりましたが過酷な昼間に大切な水分を蒸発させることなく光合成し
生きていける体のしくみになっているんです!
光合成
ここで簡単に光合成についてのお話です。
光合成とは太陽光を吸収して光のエネルギーを使い大気中の二酸化炭素と根や葉脈から
吸収した水分で酸素と糖類を作り出す作用の事を指します。
植物は自分で有機物を作りだせる光独立栄養生物で、動物はそれを利用する従属栄養生物となります。
つまり私たち人間をふくむ動物は植物が地球上にないと生きてはいけないのですね。
植物と暮らすって大事なことなんですね。そして植物を好きになってしまうのは本能なんでしょうね。
光合成のしくみを知ると育て方のヒントに
光合成に必要なものは「光」「水」「二酸化炭素」が必要だという事が分かりました。
つまりどれかが不足すると光合成に障害がでることになります。
例えば日光が不足すれば光の量に見合った反応しかしなくなります。
夏の西日などで水が不足しつつ光だけが多くてもダメなわけです。
そして光合成は化学反応なのでこの反応を進行できるだけの温度も必要になります。
植物を育てる時にこれらの事を知っておくと「どんな場所で育てればよいか?」に
悩まなくても済みますね。
お花に話しかけると良く育つ?
こんな事をたまにお客様から質問されます。
さて。どう思いますか?
私は即答で「良く育ちますよ」と答えます。ただ、続けてこうも言います。
「でも残念ながら声が聞こえたりしてる訳ではないと思います。でも
空気が動いたりお花に二酸化炭素が当たるのはいいことですよ!」
う〜ん。我ながらロマンティックな回答ではないと反省します。
しかし空気の動きは考えてる以上に植物には大切なのは間違いないのでぜひ毎日でも
話しかけてくださいね。そして毎日話しかけたサボテンにお花が咲いたら…
そんなロマンティックな事はないですよね。
